シャンプーの選び方

シャンプーは、頭皮ケアを行う上で重要なアイテムですが、どれが自分に合うものなのか見極めるのが難しいと思います。毛髪や頭皮の汚れを落とすということが大前提ですが、成分や効果など見極めポイントが複数あります。現在は、安全性を重視して無添加成分を使っているものや頭皮に優しい酸性のシャンプーが好まれているようです。泡立ちや殺菌力なども判断の基準となりますが、香りなどは好みが分かれるところです。

アミノ酸系シャンプー

髪の成分であるアミノ酸が主成分のシャンプーです。髪と頭皮に優しいことが特徴で、ヘアサロンで利用されているケースが多いです。かなり保湿性が高く、しっとりとした洗いあがりになります。値段的には、かなり高価なシャンプーです。洗浄力は、そのほかのシャンプーと比較して弱いです。皮脂はもともと頭皮に必要なものであり、すべて洗い流すのもマイナス効果です。そういった観点から、余分な皮脂は洗い流し、汚れはしっかり落とすというシャンプーです。皮脂量が通常より多めの方は、2度洗いするなど工夫が必要です。

せっけん系シャンプー

頭皮への刺激が弱く、洗浄力に優れている点が特徴です。脂性の方に向きますが、アルカリ性なので洗いあがりがごわつきます。毛髪コーティング剤を利用して髪を弱酸性に戻してやることや、また、せっけんカスが残りやすいので、しっかりとすすぐことが必要です。

高級アルコール系シャンプー

一般的に市販されているシャンプーがこれにあたります。洗浄力が強いのですが、頭皮への刺激も強いので、敏感肌の方には不向きです。高級とは、高価という意味合いではなく、炭素数が多いという意味なので間違いがないようにしてください。